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皮膚科の診療

一般皮膚科

顕微鏡モニター
顕微鏡モニター

皮膚病は2-3000種類あるため、的確に診断し、治療する必要があります。皮膚科での診察は、CT検査、エコー検査、MRI検査などの画像検査と同様に画像検査の1つですが、これらの検査との違いは、特別な装置を必要とせず、肉眼で診て(視診)、触り(触診)、最近では拡大鏡(ダーモスコープ)を用いて、診断可能であるということです。必要であれば、他の診療科に紹介し、連携して治療にあたります。皮膚と皮膚病についてはいくつかの特徴があります。

① 皮膚は「心と内蔵を映す鏡」と言われ、単なる皮膚だけの病気であると考えず場合によっては心理的影響や内蔵疾患についても考慮しなくてはいけません。

② 皮膚症状は、他人に見られてしまうこと、そのことで整容的、美容的に過剰に意識してしまうというマイナス面と、自分自身で見ることができ、早期発見につながるプラス面があります。

③ 命に関わる皮膚病は比較的少ないですが、体質的に発症し、慢性で長期にわたり病気に悩まされることが多く、良い状態を維持出来るように上手くコントロールする必要があります。

④ 皮膚病では痒みが問題になります。痒いところを引っ掻く(掻破行動)と、気持ちが良いため、つい掻き過ぎます。掻いてはいけないと思えば、さらに掻きたくなり、傷ができ、しみて痛くなると掻くのを止めますが、かさぶたができ、それが取れる頃になるとまた痒くなり、、、と、痒み-掻き壊しの悪循環サイクルに陥ってしまい、それを繰り返すことで慢性化してしまいます。

当院で診察可能な病気のうち、主だったもの

アトピー(アトピー性皮膚炎)、皮膚欠乏性皮膚炎、かぶれ(接触皮膚炎)、フケ症(脂漏性皮膚炎)、あせも(汗疹性湿疹)、異汗性湿疹(汗疱)、貨幣状湿疹、酒さ様皮膚炎、Vidal苔癬、あかぎれ、手荒れ(主婦湿疹)、日焼け(日光皮膚炎)、とびひ(伝染性膿痂疹)、虫刺され(蜂、ダニ、ノミ、チャドクガ、蚊など)、疥癬、しらみ(虱)、じんましん、多形滲出性紅斑、結節性紅斑、中毒疹、薬剤アレルギー・薬疹、痒疹/結節性痒疹、水虫(足白癬、爪白癬)、たむし(体部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)、皮膚カンジダ症、黒なまず(癜風)、イボ・石いぼ(尋常性疣贅)、みずいぼ(伝染性軟属腫)、ヘルペス(単純性疱疹)、カポジ水痘様発疹症、帯状疱疹、水ぼうそう(水痘)、はしか(麻疹)、3日ばしか(風疹)、リンゴ病(伝染性紅斑)、にきび(尋常性ざ瘡)、丹毒、蜂窩織炎、ひょうそ、炎症性粉瘤、円形脱毛症、壮年性脱毛症(若はげ・うす毛)、掌蹠角化症、たこ(胼胝腫)、うおのめ(鶏眼)、巻き爪(陥入爪)、尋常性乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、扁平苔癬、ジベル薔薇色粃糠疹、毛孔性苔癬、白なまず(尋常性白斑)、紫斑病、血管炎、しもやけ(凍瘡)、やけど(熱傷)、床ずれ(褥瘡)、皮膚潰瘍、下腿潰瘍、しみ(炎症後色素斑、加齢性色素斑)肝斑、ケロイド、血管腫、皮膚腫瘍(母斑、線維腫)、老人性いぼ(脂漏性角化症)など。

小児皮膚科

エピライトエイト(拡大鏡)
エピライトエイト(拡大鏡)

小児の皮膚は、新生児、乳幼児と成長とともに変化し、成人に比べて皮膚の免疫力も低く、そのため小児特有の皮膚疾患もあります。また小児期には、先天性皮膚疾患も発症します。





 

小児の主な皮膚疾患

アトピー性皮膚炎、乳児脂漏性皮膚炎、おむつかぶれ、口囲皮膚炎、皮脂欠乏症、虫さされ、とびひ(伝染性膿痂疹)、いぼ(尋常性・ウイルス性疣贅)、みずいぼ(伝染性軟属腫)、水ぼうそう(水痘)、はしか(麻疹)、3日ばしか(風疹)、リンゴ病(伝染性紅斑)、手足口病、アタマしらみ(頭虱)、赤あざ(血管腫)、黒あざ・青あざ・茶色あざ(母斑)、先天性皮膚疾患(水疱症、角化症)、母斑症(神経線維腫症、結節性硬化症、色素失調症)など。

アレルギー科

ハンディ超音波画像診断装置
ハンディ超音波画像診断装置

免疫とは、「疫から免ずる」と書き、生体内に外部から侵入してくる病原性微生物(細菌、ウイルス)に対して、防御するシステムです。一方、皮膚表面や粘膜(腸内など)には、微生物が生存し、一種の平衡状態を保っています。免疫システムの働きは、1)自己(自分の細胞、組織)と非自己(病原体、異物)の認識・識別。2)非自己の排除。3)過去に侵入した非自己の記録・記憶(免疫学的記憶、終生免疫)。になります。皮膚は、外部からの防御機構とともに、最も重要な、そして人体における最大の免疫担当臓器の一つになります。この免疫システムが変調をきたすことで、アレルギー反応、自己免疫病や免疫不全といった疾患が発症します。また生体内に発症した異常細胞の増殖すなわち癌に対する免疫(腫瘍免疫)も重要な役割です。

 

アレルギー科で扱う主な皮膚疾患

薬疹・薬剤アレルギー、かぶれ(接触皮膚炎)、金属アレルギー(金属によるかぶれ、全身性金属アレルギー)、植物アレルギー、花粉症、食物アレルギー、じんましん、アトピー性皮膚炎、食物依存性運動誘発性アナフィラキシー、花粉食物アレルギー症候群(口腔アレルギー症候群)など。